MOTOREX POWER SYNT4T
MOTOREX POWER SYNT4T
MOTOREX POWER SYNT4T
'04/4/9 使用開始
前回、Castrol Pure Racingを使用しました。
性能には100%満足できるのですが、毎回の交換費用を考えると、かなり痛い・・・。 なので、他に良いオイルはないかと探してみる事にしました。 で、今回、選んだのが、Pure Racingと同じ100%化学合成オイルの「MOTOREX POWER SYNT4T」。 粘度も、3種類の中から10W-60を選択。この粘度を選んだのは、250マルチが高回転仕様で、 これからの気温を考えての事です。

さて、交換作業開始です。
投入時に、同じ10W-60の粘度を持つPure Racingより、流動性が悪い様に感じます。かなり硬そうな印象を受けます。 冷えてる状態では、こんな感じなのかなと思いながらも、入れ替え作業終了。投入量の確認をして、暖機運転を始めます。 アイドルは、どうにか動いてると言う感じで、やはり硬さを感じます。この状態で、軽くブリッピングしてみると、ワンテンポ 遅れて、回転が上がります。水温40℃近くまで暖気しましたが、アイドルが安定しません。また、エンジン音も、妙にザラついた 音をしています。この時の細かな振動も気になります。正直、この状態での状況は、カストロールの鉱物油の方が、良い感じです。

試乗してみます。
シフトフィールにも、特筆するほどの感触はありません。新しいオイルを入れたので、良くなったというレベルです。また、フル加速状態でも 妙にタルく感じ、パワー感も弱い感じがします。また、レブリミットまでは回りますが、「まあ、回ってる」と言う感じで、250マルチ独特の シャープ感は感じられません。此処までのフィールは、先ほどまで入っていた使い古しのPure Racingの方が、全てに勝ります。

こう書くのは、まだ、早いのかもしれませんし、まだ、試し足りてないのも事実です。
が、Pure Racingは、エンジンをかける事だけでも、楽しめるオイルでした。でも、今回のPOWER SYNT4Tは、良い所が見つけ出せません。 1つ、挙げるなら、「この価格で、100%化学合成オイルが買える」と言う事ぐらい。まだ、入れたばかりなので、当然インプレッションは続けますし、 また、そうする事で、良い所を見つける事が出来るかもしれません。次は、高速高回転走行も試す予定です。

'04/4/11 変化
排気量無制限カタナ青山OFFに参加してきました。
往復で約200q程走りましたが、投入直後とは、かなり印象が変わりました。う〜ん・・・。どう言うのでしょうか。 フィールが、だいぶ丸くなったとでも言うのでしょうか。硬い事に変わりは無いですが、水温80℃以上から、そこそこ、 使える雰囲気をかもし出します。アイドル状態からのレスポンスは、相変わらず悪いですが、パーシャルからの レスポンスはなかなか良い様です。水温90℃を越えると、多少、頼りない感じになります。 と、言う事は、美味しい部分が狭いと言う事なのでしょうか??。それでも、印象が良くなるのは嬉しいですね。

'04/4/27 終了・・・。
MOTOREX POWER SYNT4Tのインプレは、終了します。
寿命が1000qに満たないって・・・。安物の鉱物油じゃないんだから。気温の高い日には何とかなるのかと思ってましたが、 どうにもなりませんでしたね。前回のインプレ。確かに、印象はいい方向で感じる事が出来ましたが、それだけ。 後は、何も無いです。値段的には、こんな物かもしれませんが、それでも私的には、いいと思う所が見つからない。 やはり、硬かったのでしょうかね???・・・。

まさか、こんなにもたないとは思ってなかったので、次のオイルを選んでない・・・。
困りました。

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