400に乗り換えた後も、250Sの時、同様、MOTUL 5100ESTERを使用していました。
ですが、色々、知っていく内に、ちょっとした疑問が湧いてきました。
で、例の如く、ベストオイル探しが始まったのです。
そんな中、最初に使う事にしたのが、今回の「WAKO'S PRO STAGE-S」です。
また、インプレの比較対象オイルは、「MOTUL 5100ESTER」になります。
補足として、私のKATANAには油温計を付けてないので、水温での話となります。
オイルには定評のある「WAKO'S」ですから、選ぶのに不安はありませんでした。
さて、使用感です。
交換後の感触は、5100（10W-40）と比べても、多少、固めな感じがします。
僅かに、アイドルが低いのです。
それでも、ブリッピングをすると、吹け上がりは軽いのですが。
この、妙な硬さは、水温で70℃ぐらいまで続きます。
それでも、水温80℃辺りからのレスポンスは、非常にスムーズなものとなります。
この事からも、ある程度の暖気は必要でしょう。
ちょっと虐めるつもりで、中低速ギアをメインで、高回転まで使ってみました。
そういう使い方を、30分程、続けてみましたが、タレた感覚も無く、停車時のアイドルも安定していました。
また、高速走行を30分程、してみましたが、これまた、タレた様子も無く、安心感も大したものです。
当然、その後の信号待ち等で、アイドリングに乱れは無し。
熱に対しては、価格のワリに、なかなかの性能だと思います。
ギアの入り具合に関しては、多少、硬い感じを受けますが、ギア抜け等の不具合はありません。
投入後、冷え込む時間が増え（'08/11）、また、印象に変化が。
エンジンが温まるまで、結構、もたついた感じになります。
MOTUL 5100の時は、水温で35℃も暖めればスムーズになったのですが、
PRO STAGE-Sでは、40℃ぐらいの水温が必要な感じです。
で、この感触。
以前、試した事のある、「MOTUL 300V」に、非常に似ています。
そんな訳で、調べられる範囲で、「MOTUL 300V」と「PRO STAGE-S」を比較してみた所、非常に面白い結果が。。。
当然、その詳細は、ここでは書けませんがね。
今回は、何時もより、ちょっと早目の2500Kmでの交換ですが、ここまで使ってみた感想です。
ギアの入り具合に関しては、最後まで大きな変化は見られませんでした。
ですが、水温上昇の変化は、約2000Km位から違いが出てくるようです。
水温上昇に関しては、「MOTUL 5100」に近い、印象です。
このオイルも、基本的に2000Kmを目安に、交換した方が良さそうな感じです。
それでも、、、
トータルで悪くはないのですが、寒冷時のモタツキが、個人的に好きになれません。
個人的、お薦め度は、5段階中、4ぐらい。
評価的には、「MOTUL 5100」と変わらないのですが、どちらを取るか？というと、少々、迷いが出ます。
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